十四代 大極上諸白 龍の落とし子をいただきました。
先日の雪だるまの反省から、保管が長期になっているものを開栓しました。
この龍の落とし子は私が初めて購入した十四代です。酒屋さんのイベントで、店先に十四代、新政、飛露喜、ソガペールエフィスなどが並び、200人近く集まった購入希望者の中から購入順を決める抽選で見事に「2」を引き当てて手に入れました。初めての十四代に手が震えたのを覚えています。
そんな思い出のある一本なので、3月に購入してから開けられずに半年以上も経ってしまいました。
雪だるまの経験から少し不安もありましたが、待望の龍の落とし子は期待以上の美味しさでした。見た目は以前飲んだ中取り上諸白 播州山田錦に似て、艶やかで照りのある滑らかなテクスチャ。味わいは研ぎ澄ませたように綺麗で、円やかでフルーティな甘みと凝縮感のある旨み。飲む手が止まらない、まさに大極上な美酒です。
購入直後の味わいを知らないので確かなことは言えませんが、この十四代は生詰なので半年くらいの保管は問題なかったのでしょう。雪だるまは生酒で、しかも穴あき栓なので変化のスピードが早かったのかもしれません。